フィルム写真第二弾。
一枚目は、これはとっても古くて10年以上前まだ10代後半だったころに撮ったもの。
川崎のクラブチッタに「THE HIGH LOWS」のライブを観に行った帰りの写真。
ハイロウズはそのとき、鍵盤の白井幹夫さんが抜けて4人体制で演奏を続けていて、
バンド自体がピリピリしている感じがしました。
当時まだ10代だったころの僕には
それがまたロックンロールなんだと心熱くして帰った気がします。
この写真は前回の渋谷の写真を撮った夜に、友達がセッションをしているというので遊びに行ったときの写真。
地下にあるクラブには同世代の男女が入り乱れていてDJやバンド演奏を繰り広げていました。
時計が0時を回っても冷めやらない熱狂を見て、東京は活気があるなあと感じました。
ASA100のフィルムだったので、シャッタースピードを1/15秒か1/30秒といったとても遅いスピードにして、
ブレないでくれと思いながらシャッターを切りました。
これも渋谷にて撮影。なんだか東京シリーズみたいになってしまいました。
ビルの中にいる警備員さんを撮影したのですが、光と人物とのコントラストが面白かったのと、
どこか警備員さんがステップを踏んでいるような趣がして、シャッターを切りました。
東京という素材たっぷりの街でカメラを持っていたせいもあるけれど、
旅人という立ち位置はシャッターチャンスを身近に感じさせてくれますね。