映画ネタが続きます。
「マイ・バック・ページ」妻夫木聡、松山ケンイチ (2011年)。
いわゆる70年代の学生運動を描いた映画なのですが、新人記者役の妻夫木が取材を続けるなかで、次第に暴走化する活動家(松山ケンイチ)に感情移入して、魅了されてしまうという物語。
時代の熱が伝わるような作品でした。(好き嫌いは別れると思います)
実話に基づいた話のようです。
二人とも見事な演技でした。
松山ケンイチの鋭い、時に、狂信的な眼光が印象的です。
妻夫木聡は「新人」役をやらせたら右に出るものはいないんじゃないかと思うぐらい素敵です。
音楽はクラムボンのミトさんが担当。
効果的な音楽も良かったです。
タイトルは言うまでもなく
ボブ・ディランの「My Back Pages」から来ているでしょうね。
Ah, but I was so much older then , I'm younger than that now
あぁ、あの時、僕は年老いていたけれど、今の僕のほうがずっと若いんだ。
この歌詞がとても好きです。
↓ボブ・ディランデビュー30年記念での「My Back Pages」
ボブ・ディラン、エリック・クラプトン、ジョージ・ハリスン、ニール・ヤング、トム・ペティ、ロジャー・マッギンらが共演するという超弩級の夢のコラボです。