よが

朝晩の冷え込む季節となりました。

ギターにはいい環境なのですが、身体が冷えてしまうことは要注意。

ギターを演奏する上で、「手や身体が冷えている」状態はあまりよくありません。

よく手をあたためて、スローなテンポで練習を初めていくのが効果的かと思われます。

 

と少し今日は身体のお話などを。

 

ドイツで短期間ではありましたがクラシックギターを習いに行っていましたが、

長時間の練習がたたったのか、はたまた18世紀から脈絡たる続く西洋音楽をじかにふれたからか、ただただた単に飛行機でずっと同じ姿勢だったのがよくなかったのか、それは分かりませんが、

帰国後、腰を痛めてしまいました。

 

ミュージシャンたるや体調管理も仕事のうち、…と頭の中では思ってはいても、ついつい座り作業の日々の練習や譜面書きのため、一度ギターをもって椅子にすわると、ずーっと同じ姿勢で居続けてしまいます。

 

これはいかん、根本的に身体に善きことをせねばと思い、

先月から住んでいる区の体育館が市民にひらいているヨガの教室にいくようになりました。

 

ヨガときくと、なんとなく「…のポーズ!!」的に、ものすごい身体をのばーしたり、どうやったらそうなってんのー!?みたいな関節の柔らかさが求められるような気がして、あえて今までやってこなかったのですが、そんな心配は無用でした。

 

僕が行っているヨガの教室はストレッチの延長のようなすごい気楽なものでして、本当にゆるーいヨガでした。(まあ、市民講座にも「やさしいヨガ」って書いてあったくらいだからなあ。)

 

ところが続けて、やっているうちに「ん!?」ということが。

 

腰痛がなくなったのです。

 

あれだけ痛かったのに、あれだけ整骨院に行ったのに、「え!?」っていうくらい。

 

自分でもびっくりするぐらい、身体がよくなりました。

時にはヨガへ行く直前にいまいち弾けてなかったところが、ヨガの教室から帰ってきたら左手の運指が良くなっていたり。

おそらく、ストレッチをすることで、体のバランスが矯正されて、無駄な力が抜けて、ギターに必要な最小限の力だけで演奏することが出来るようになったということでしょうか。

 

もちろん個人差はあると思いますし、一概には言えないかも知れませんが、

 

ヨガはミュージシャンにとってどうやらよいみたいです。

 

そして、タイトル。

僕の中で「ヨガ」はカタカナで書くよりも、

やっていることはすごいゆるいので

ひらがなで「よが」。

 

 

これからも無理しないでよがを続けていけたらと思います。

皆様もお身体をお大事に。