音楽をやりながら、感じることですが、
音楽家は決して完成を求めてはいけないと思います。
なぜなら、音楽はいつまでたっても「ナマモノ」だからです。
録音技術がいくら発達しても、音楽は誰かが演奏して初めて成り立つものです。
そして、演奏という技術は
一瞬を切り取るカメラにも似ていて、
全くの偶然が重なって出来上がるものです。
だから、その一瞬に完成を求め過ぎないように、
あえて想像力をふくらませるような
空間を音楽に盛り込んでいけたらいいな、
と
思います。
大地
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